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杉並清掃工場落成

昨日は、杉並清掃工場の落成式に出席し、清掃工場内の施設を見学してきました。

初代清掃工場の閉鎖から5年半。ようやく新清掃工場が完成し、10月から操業を開始しています。

 

初代清掃工場の建設の折には、東京都と江東区との紛争で「東京ごみ戦争」とも言われ、また地域住民の多くの反対運動など、茨の道だった工場建設。当時は、工場建設に際して和解条項により条件が付けられ、和解によって解決できたことを記念して「正用記念財団」が、設立されています。今後もこの精神を忘れることのないようにとの意志があって記念財団の設立となったそうです。私自身も後から聞いたり、資料を読んだりしての知識なので、一言で簡単に表現することはできない、大変な出来事だったのです。

 

今回の工場建設に際しては、

 

東京ごみ戦争歴史みらい館の設置

 

自然エネルギーの活用

 屋上に太陽光パネルを設置するとともに、地中熱を利用した空調設備を導入

 

地球温暖化対策

 ごみ焼却で得られた熱エネルギーを活用した「あし湯」また、隣接する高井戸区民センターに温水を供給

 

周辺環境との調和

 工場の屋上や外壁を緑化。周辺に緑と水辺を楽しめるウォーキングコースを整備

 

等々、さまざまな工夫がなされています。

 

この施設は、毎日2基の焼却炉で600tのごみが処理できるとのこと。毎日、休みなく燃やすためには、日に700tほどのごみを収集しているそうです。この清掃工場では、杉並区を中心に、世田谷区、練馬区、新宿区、中野区の一部地域のごみが処理されているそうです。というのも、23区の清掃工場は、東京二十三区清掃一部事務組合が計画的に管理運営しているのです。

 

工場の施設内は、小学生の環境学習や地域の方々に、見て、体験して、楽しめるようにコースが設定され、分かりやすく解説してもらえます。どうぞ、見学にお出かけくださいね。