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決算の意見開陳の要旨

前回の(仮称)高円寺学園の特別支援学級中等部のフロアに関する私の意見を、決算の締めくくりの意見開陳で述べていますので、抜粋して掲載しますね。

 

 

和泉学園に次ぐ区内2校目の小中一貫校、しかも特別支援学級の新設で、小中9年間を貫く特別支援教育は初めての取組となり、質の高い教育を確立できるという可能性に大いに期待したいところです。

しかし、中学生の支援学級を小学生と同一フロアに設けることについて、これまでの間、何度も自問自答し悩みましたが、未だに釈然としない思いでいます。

教育効果を取るのか、中学生としての生活環境を取るのか、どちらが100%完璧で正解という答えではないかもしれません。

多くの専門家、教師、支援学級卒業生の保護者等に電話やメールでヒアリングしましたが、9年間小学生と同一フロアで学ぶことに、ほぼ全員が「なぜ?」という反応でした。

 

障がいがある生徒も同世代の生徒と共に学び、生活することが社会の構図であり、当たり前の姿ではないでしょうか。日常的にテレビドラマや歌番組やラインでのやり取りなど、同世代の文化や話題に触れて成長することも重要なことではないか。交流や共同学習では埋められないものがあると思います。

 

中学校から入学してくる支援学級の生徒の中には、恐らく普通学級では遅れがちな生徒や家庭の事情などで精神的に不安定な生徒、いじめを受けていた生徒など、知的レベルの高い生徒も多いことが予想されます。こういった生徒が、どう受け止めるでしょう。

中学校に進学することの喜びとプライドは、著しい成長につながるというのも事実だと思います。

 

障がいがある生徒もそうでない生徒も、共に育つことでお互いを知り、多様性や違いを認め合える大人になって欲しいと考えます。私は、生徒や母親たちの「切ない」思いを受け止めたいと思っています。

 

なお、2階フロアに設置予定の格子戸の問題と、改善の必要があればフロアの見直しすることについて、要望書を提出する予定ではありますが、この場においても要望しておきます。格子戸については仕様の見直しを検討されること、教育活動においては使わないとお約束いただくことを、しつこいようですが再度要請しておきます。フロアの見直しについては、児童生徒や保護者の気持ちや評価を汲み取る工夫をお願いしておきます。

 

特別支援学級の教育内容や指導は、学級によって格差があると感じています。高円寺学園の取組によって、杉並区の特別支援教育がより優れたものとして構築され、区全体に波及することを期待するものです。また、人が変わっても、継続していけるよう体系化、組織体制、教師の質の向上を求めておきます。

 

以上でーす。

 

特別委員会では、今回は

 区民生活分野で 地震被害シミュレーションの結果を受けて、杉並地域大学、施設再編における新施設にクライミング施設を

 保険福祉分野で 認知症カフェ、地域コミュニティ施設、子育て応援券、

 障がい者分野で 障がい支援区分、放課後デイサービス、きょうだい児支援 などを取り挙げました。

 

少しずつ報告していきますね。

 

 

 


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